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公募の際に投資家が買う株価を公募価格″と呼びます。
そして、公募によって発行されたあとの株式は、すぐに自由に売買されるようになりますが、自由な売買が始まって最初についた株価を初値″と呼びます。
これまでの新規公開株では、公募価格を大きく上回る初値がつくことが非常に多かったため、公募で株式が手に入れば、取引初日に売るという方法で、あっという間に利益が得られることがありました。
そこで、「何でもいいから新規公開株を買えば、すぐにポロ儲けできる」と単純に信じる人もかなりいるようです。
実際に、新規公開される株式の量を上回る購入希望者がいると、抽選で購入者が決められますが、人気が高い企業の場合には、一般的な個人投資家が抽選に当たる確率はかなり低いとされています。
なかなか当選しないのは、それだけ儲かる確率が高いからだ」と説明する雑誌記事や本があります。
買いたいと思って抽選に申し込んだけど、外れて買えなかったという人が非常に多いと、その人たちの中には取引初日に買おうとする人もいるだろうから、初日に株価が大きく上がりやすい、といった論理のようです。
また、「滅多に当たらないので、手当たり次第に何度でも抽選に申し込むことが必要」というのが、新規公開株で儲けたい人へのアドバイスの定番のようです。
どちらも何となく説得力がありそうな話ですが、他方、せっかく抽選に当たっても、公募価格より低い初値になってしまう企業も、低い確率ではありますが、存在します。
公募価格「新規公開株の公募抽選は、宝クジや福引きのようなもので、抽選に当たれば大儲けできるけど、そもそも滅多に抽選に当たらない」などと言われます。
実際に、公開後に大幅な株価上昇が予想されるような企業であれば、新規公開株の抽選に当たる確率は本当に低いようでていますが、どれも公募価格より高い(一番下の企業では2倍以上の)初値がついています。
これらの新規公開株の公募に当たった人は、一瞬にして大儲けというチャンスが得られたのです。
そして、広告の上側に新たに抽選受付が開始される新規公開株が3つ挙げられています。
まず、抽選の申し込みができる新規公開株のうち、公募価格で買ったあとに初値で値上がりして儲かるタイプの株を「ピカ」、公募価格で買ったあとに初値で値下がりしてしまうタイプの株を「ダメ」とし、前者が80%、後者が20%の比率で存在するとします。
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